浦島たろこさんは虐待サバイバー

妊娠出産を機に自分が虐待されていたことに気付き、うつ病になってしまった二児の母です。過去のトラウマとうまく付き合っていくために、自分の素直な気持ちや日常を綴ります。

親に「ありがとう」の手紙を書いてみたかった



友達はあまり多い方ではない私ですが、過去に何度か友人の結婚式に参列したことがあります。


大切な友達の晴れ姿を見れることはとても嬉しく、涙が出るのですが、なぜかいつも帰り際に一抹の寂しさを感じていました。



あの寂しさの正体はなんだったのだろう。



もしかして私は友人に嫉妬しているのかな?



嫉妬だったら、卑しい人間みたいで嫌だな。



自分の醜い部分を目の当たりにするのが嫌で、あまり考えないようにしていたのですが、最近になって、もしかして披露宴で読まれる「親への手紙」が嫌だったのかなと、思うようになりました。



新婦が両親に親への感謝の手紙を読む場面は、結婚披露宴のクライマックスともいえる感動的なシーンです。




私は「ありがとう」を言えるような親を持った友人達に嫉妬していたんだと思います。




6/22の土曜日、名古屋で「日本一醜い親への手紙」の朗読会が開催されます。



虐待サバイバーであり、親への手紙の公認朗読者である古家月日さんが企画をしてくださいました。


私も参加させていただき、自分が書いた「親への手紙」を朗読させていただくつもりです。



古家さんもそうだと思いますが、私はこの「親への手紙」に自分の全てを込めました。


子供の頃悲しかったこと、大人になってから苦しんだこと、親に言いたくても言えなかったこと、全部全部書きました。


私も結婚式で親に感謝の手紙を読んでみたかった。



それは叶いませんでしたが、自分にしか書けない手紙を書いたつもりです。



朗読会は現時点で残り2名となっているようです。


虐待サバイバーの方も、そうでない方も興味があればぜひ足を運んでみてください。



場所等の詳細、参加のお問い合わせは下記リンクからお願いします。



古家月日さんのTwitter

https://mobile.twitter.com/mindful_meisou



古家月日さんのブログ

http://tsu-ki-hi.jugem.jp